走行性で選ぶ!おすすめベビーカー
2018年1月8日

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100ボイスとは?
最近は街中で本当にたくさんのバギータイプのベビーカーを見かけるようになりました。それもそのはず、バギータイプのベビーカーは従来型のベビーカーに比べて圧倒的に走行性に優れているからなのです。
100人のパパとママに対して行ったアンケートでも、多くの人がベビーカーを選ぶうえで、この走行性を一番大事と回答をしています。
そこで今回は、私が調べた約40種のベビーカーの中から走行性を重視したおすすめベビーカーをご紹介します😊
バギータイプのおすすめ
① デザインも大切な人向け
バギータイプの中で走行性とデザインの両方を重視するなら、Air Buggyシリーズをお勧めします。
個人的にはおすすめ度★5つのベビーカーです😊
1. Air Buggyの走行性
Air Buggyの走行性を語る上で外すことのできないのがその前輪の大きさです。直径22㎝の前輪は、私の調べた40種のベビーカーの中でもNo.1の大きさを誇ります。
しかも、優れているのは直径だけではありません。Air Buggyのタイヤは幅も太く、素材もラバー素材のため、EVA樹脂が使用されている通常のベビーカーと比較するとそのグリップ力は雲泥の差です。(ちなみにEVA樹脂とはプラスチックです。)
加えてAir Buggyの車輪は3輪シングルのため、4輪シングルや3輪ダブルのものと比べて小回りの面でも優れています。
実際に一般的なベビーカーと押し比べてみると「片手で簡単に操作ができる」「段差でつまづかない」という特徴に気付くと思います。(ちなみにこの2点は日常生活では重要な特徴です。)
シングル?ダブル?
ダブルタイヤとは、1つの車輪部位に2個の車輪がついているものを言います。一方、シングルタイヤとは、1つの車輪部位に1個の車輪がついているものを言います。

一般的にシングルタイヤはダブルタイヤに比べて、旋回性(曲がりやすさ)に優れています。逆に、ダブルタイヤはシングルタイヤに比べて小回りは落ちますが、段差やガタガタ道に強くなります。
2. Air Buggyのデザイン
デザインの好みは人それぞれだとは思いますが、街中のパパ・ママがこぞってAir Buggyを選んでいることからするとNo.1はこのAir Buggyと言っていいと思います。(個人的にも一番カッコいいと思います。)
サンシェード(日よけ)の生地感、フレームの表面の仕上げの質感と色、タイヤとホイールの色とデザインなど、他を寄せ付けない圧倒的なスタイリッシュさがあり、街へ出かけるのが楽しみになります😊
PREMIERモデルは「ハンドルグリップ部分」と「フロントガード」部分が合皮仕様になっているため、もともと高級感のあるAir Buggyのシリーズの中でもPREMIERモデルはさらに高級感が増した仕様になっています。
おすすめポイント
- 走行性が抜群に良い
- デザインが圧倒的に良い
- 専用のレインカバーが標準装備されている
- ハンドルに後輪ブレーキが搭載されている
- 片手でも運転しやすい
- 専用のエアーポンプが標準装備されている
- カラーバリエーションが多彩
- 高級感がある
- 車体が小ぶりなので走行時に他の人に迷惑になりにくい
残念なポイント
- かなり高い(定価で税抜65,000円~)
- 重い(10.3㎏)
- 背面式のため赤ちゃんを対面にして押せない
- フロントバーの簡易脱着機能がない
- 折りたたみ時に片手での持ち運びが不可能
- 左右のブレーキの効きが独立しているので微妙に扱いづらい
3. PREMIERとBRAKE EXとの比較
PREMIER | 比較項目 | BRAKE EX |
---|---|---|
65,000円~ | 定価(税抜) | 60,000円~ |
〇 | 自立スタンド | △ |
◎ | 高級感 | 〇 |
〇 | クッション性 | △ |
Air BuggyのCOCOシリーズのグレードはPREMIER ≧ BRAKE EX ≧ STANDARDの順になります。
PREMIERモデルではパッド部分やフロントバー部分に合皮素材が使われているなど、高級感が前にもまして感じられる仕様になっているほか、BRAKEモデルの欠点であった「折りたたみ時の自立機能」や「ストッパー機能」、「クッション性」などが改良されています。
② 実用性も大切な人向け
走行性と実用性を重視して選ぶ場合のおすすめはAprica のスムーヴシリーズです。
1. 走行性
スムーヴシリーズの前輪の大きさは、直径が21㎝と私の調べた40種のベビーカーの中でも最大級の大きさです。前述の通り大きな車輪は段差に強く、転倒防止や走行性に大きく寄与します。
また、タイヤの幅も太く、素材もラバー素材のため、グリップ力や衝撃吸収力が通常のベビーカーと比べて優れています。
加えてスムーヴはシングルタイヤの3輪タイプのため、4輪タイプのものやダブルタイヤの3輪タイプのものと比べて小回りもしやすい仕様になっています。
2. 実用性
バギータイプは一般的に走行性に特化されているものが多いですが、スムーヴ・プレミアムは実用性や快適性、安全性にも配慮された作りとなっています😊
例えばエアーのラバータイヤは走行性とグリップ力が売りですが、その反面パンクというリスクがあります。PREMIERタイプではタイヤの内部がゴム素材で出来ているためパンクをすることがありません。
「清潔感」については、シートパッドが取り外して洗濯ができるため安心です(バギータイプのものは取り外しができないものが多いです。)。「通気性」についても、他のベビーカーより蒸れにくい構造になっています。その他、座席の高さが52㎝と高くなっているため、夏場などは赤ちゃんへの地面からの熱伝導が低くなっています。
また「安全性」についてもスムーヴは優れていて、特殊なクッション素材を使用しているため、走行中の不意な衝撃から赤ちゃんを守ってくれます。
私の調べる限りでは、このスムーヴの実用性は他のベビーカーの中でも群を抜いていると思います。
おすすめポイント
- 走行性が抜群に良い
- それなりに高級感がある
- 車体が小ぶりなので走行時に他の人に迷惑になりにくい
- ハンドルに後輪ブレーキが搭載されている
- 折りたたみ時の自立機能がある
- 安全性の高い作りになっている
- 通気性に優れた作りになっている
- シートパッドが取り外して洗濯できる
- パンクしないタイヤになっている
- 座席が高い(58㎝)
- 下カゴが大きい(30ℓ)
残念なポイント
- 高い(定価で税抜64,500円)
- 重い(9.0㎏)
- 背面式のため赤ちゃんを対面にして押せない
- 折りたたみ時に片手での持ち運びが難しい
3. PREMIERとABとの比較
プレミアム | 比較項目 | AB |
---|---|---|
64,500円 | 定価(税抜) | 59,000円 |
〇 | 高級感 | × |
メンテナンスフリー | タイヤ | エアー |
スムーヴシリーズのグレードはプレミアム > AC > ABの順となります。
プレミアムではハンドル部分に合皮素材が使われているなど、高級感が感じられる仕様になったほか、タイヤがメンテナンスフリー構造になったためパンクしなくなったことなどに違いがあります。
③ 値段も大切な人向け
走行性と安さを重視して選ぶ場合は、GRACO(グレコ)のシティトレックがオススメです。
1. シティトレックの走行性
シティトレックはAir Buggyと同様に、前輪の直径は22㎝と私の調べた40種のベビーカーの中ではNo.1の大きさになります。
またシティトレックのタイヤはその幅がかなり太く、素材もラバーで出来ていてるため、グリップ力や衝撃吸収力が相当に良いです。
加えて、フロントのタイヤがダブルタイヤのため、段差に強く安定した走行ができます。
2. シティトレックの安さ
シティトレックをおすすめするのは、その走行性の良さの割に値段が安いからです。つまりコストパフォーマンスがすこぶる良いということです。
値段は日々変動していますが、私が見ている限りは30,000円(税込)を常時切っています。
おすすめポイント
- バギータイプでは安い方
- 走行性が高い
- 段差や衝撃にも強い
- 専用のレインカバーが標準装備されている
- 下かごが頑丈で大きい(35ℓ)
残念なポイント
- 重い(8.8㎏)
- 背面式のため赤ちゃんを対面にして押せない
- 折りたたみ時に片手での持ち運びが不可能
- デザインがあまり良くない
④ 比較する
比較項目 | Air Buggy COCO PREMIER |
SMOOVE プレミアム |
GRACO(グレコ) シティトレック |
---|---|---|---|
定価(税抜) | 65,000円~ | 64,500円 | 37,000円 |
タイヤの大きさ | 22㎝ | 21㎝ | 22㎝ |
タイヤのタイプ | 3輪シングル | 3輪シングル | 3輪ダブル |
タイヤの素材 | ラバー エアー |
ラバー メンテフリー |
ラバー エアー |
重さ | 10.3㎏ | 9.0㎏ | 8.8㎏ |
デザイン | ◎ | △ | △ |
高級感 | ◎ | 〇 | × |
走行性 | ◎ | ◎ | ◎ |
折りたたみ時の 大きさ |
△ | × | 〇 |
自立スタンド | 〇 | 〇 | 〇 |
シートの クッション性 |
〇 | ◎ | 〇 |
シートパッド の洗濯 |
× | 〇 | × |
持ち運びの し易さ |
× | △ | △ |
専用レインカバー | ◎ | – | ◎ |
下かごの大きさ | 17ℓ | 30ℓ | 35ℓ |
シートの高さ | 44㎝ | 58㎝ | 42㎝ |
推奨月齢 | 3ヶ月 | 1ヶ月 | 1ヶ月 |
持ち手の高さ | 普通 | 高い | 普通 |
B型のおすすめ
走行性の高いB型のおすすめベビーカーはJeepのJ is for Jeepです。
※このサイトでいうB型ベビーカーは、生後7ヶ月頃から使用できるベビーカーを指しています。
J is for Jeepは定価が11,800円(税抜)と破格に安いのにも関わらず、直径15㎝の比較的大きなタイヤ(しかもオフロードタイヤ)が付いているため、段差に強く、走行性に優れています。
デザインもアメリカ製ということもあり、可愛い系のベビーカーが多い中、デザインがクールな感じで格好良く、折りたたんだ時にはかなり小さく、コンパクトになるため、持ち運びに便利です。
おすすめポイント
- かなり安い
- 走行性が良い
- コンパクトに折りたためる
- 格好良い
残念なポイント
- B型にしてはやや重い(5.0㎏)
- 新生児には使えない
- サンシェードがかなり小さい
- 下かごが小さい
A型のおすすめ
走行性の高いA型ベビーカーでおすすめはPigeonのfino(フィーノ)です。
PigeonのfinoはA型ベビーカーの中では最も大きなタイヤ(直径18㎝)が使われていて、タイヤ幅も太く、シングルタイヤでもあるので、A型ベビーカーの中では最も走行性に優れた作りになっています。
またシングルタイヤはダブルタイヤと比べて段差に弱いですが、このfinoはタイヤ部分にスイング式サスペンションという機能が搭載されているため、段差にぶつかった時は、タイヤの付け根部分がへこむことで衝撃が吸収される構造になっています。
おすすめポイント
- A型の中ではかなり走行性が高い
- シートが高い(56㎝)
- 両対面式
- オート4輪
- シートパッドを取り外して洗える
- 2つのサスペンション機能が優秀
- 持ち手が高い
残念なポイント
- 高い(税抜定価で62,000円)
- それなりに重い(6.8㎏)
前輪の大きさランキング(おまけ)
順位 | メーカー | シリーズ | タイプ | 前輪直径 | 前輪タイヤの素材 |
---|---|---|---|---|---|
1位 | GRACO(グレコ) | シティ・トレック | バギー | 22.0㎝ | ラバー(Air) |
1位 | Air Buggy | COCOシリーズ | バギー | 22.0㎝ | ラバー(Air) |
3位 | Aprica | スムーヴシリーズ | バギー | 21.0㎝ | ラバー(メンテフリー) |
4位 | baby jogger | city mini | バギー | 20.0㎝ | EVA(樹脂) |
5位 | Joie | Lite Trex Air | バギー | 18.0㎝ | ラバー(メンテフリー) |
5位 | Pigeon | fino | A | 18.0㎝ | EVA(樹脂) |
5位 | Combi mini | アンブレッタ | A | 18.0㎝ | EVA(樹脂) |
8位 | Pigeon | ランフィRA7 | A | 16.5㎝ | EVA(樹脂) |
9位 | マクラーレン | Techno XT | A | 15.9㎝ | EVA(樹脂) |
10位 | Jeep | J is for jeep | B | 15.0cm | EVA(樹脂) |
10位 | Aprica | オプティア | A | 15.0cm | EVA(樹脂) |
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