赤ちゃんのうんちの色と病気

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赤ちゃんのうんちと病気
うんちの色と病気 便秘とホームケア 下痢とホームケア

はじめに

今回はうんちの色についてのお話しです。😊

うんちは赤ちゃんの体調を知る上でとても重要なものです。特に、話をすることができない赤ちゃんにとっては、自分の体調をママに伝えるコミュニケーションツールと言っても良いでしょう。

もし赤ちゃんのうんちの回数が普段と違うようであれば、それは病気のサインかもしれません。

毎日のオムツ替えの時に、うんちの色や形を観察して、いち早く赤ちゃんの体調に気付いてあげましょう🐷

目次

  1. うんちの色
  2. うんちと病気

うんちの色

赤ちゃんのうんちの色は、ミルクやお乳を飲んでいるとき、普通は「黄色」または「黄緑色」をしています。

このうんちの色は食べ物によって多少変わりますが、赤ちゃんの「体調」や「病気」によっても、その色が大きく変わります。

特に注意をしたいうんちの色は赤色黒色白色です。それぞれについて次から詳しく説明をしたいと思います。

● うんちの色 → 赤色

赤色のうんち

赤色のうんちの場合は「血便」の可能性があります。

血便は「うんちに血が付着しているような色」をしています。もし血便だと疑われる場合にはお医者さんへ受診しましょう。

うんちに少しだけ血が混ざっている程度の場合は、①赤ちゃんの機嫌が良く、②食欲もある、ということであればそれ程心配する必要はありません。

また、抗生物質の薬を飲んだ後は便が赤っぽくなることがありますが、その場合は心配ありません。

一方、牛乳を飲んだ後のうんちに血が混ざっているような場合は、アレルギー反応により腸粘膜が出血した恐れがあります。この場合は念のため小児科などで受診をすることをおすすめします。

● うんちの色 → 黒色

黒色のうんち

黒色のうんちの場合は、赤色のうんちの場合と同様に「血便」の可能性があります。胃や十二指腸などから出血した場合、うんちが黒色になることがあります。

この場合は、色が黒いだけでなく、うんちが泥状(液状で粘り気がある状態)になることが多いです。その場合は急いで受診しましょう。

なお、鉄剤を飲んでいるときもうんちが黒くなりますが、その場合は心配ありません。

● うんちの色 → 白色

白色のうんち

白色のうんちの場合は便を茶色くする「胆汁」がうまく機能していない可能性があります。

「ロタウイルス性胃腸炎」などにかかった場合には、このような症状が出てうんちが白色になることがあります。もしロタウイルス性胃腸炎の場合には、「強い吐き気」や「発熱」も見られますので、早めにお医者さんに受診しましょう。

生後4ヶ月くらいまではうんちの色を注意深く観察しましょう

喋ることのできない赤ちゃんの体調を観察する事ができる他にも、「胆道閉鎖症」といった病気も早期に発見をすることができます。

母子健康手帳に「うんちの色チェックシート」が付いていますので、「普段のうんちの色と少し違うかな?」と思ったときはそれと見比べてみましょう😊

うんちと病気

● 細菌性胃腸炎
(細菌が原因の胃腸炎)

特徴 血便で、一部がどろっとしていたり、全体的に赤いうんちがでます。
症状 発熱・下痢・嘔吐など

食べ物だけでなく、ペットなどの動物から感染することもあります。また、季節を問わず、一年中感染する可能性があります。

● 腸重積症
(腸の一部が腸の中に入り込んでしまう病気)

特徴 いちごゼリーのようなうんちがでます。
症状 赤ちゃんが不機嫌になります。顔色が悪くなったり、吐いたりすることもあります。

発症から時間が経つと、腸が壊死(えし)してしまうこともあるため、夜間であっても、大至急受診しましょう。

● 胃潰瘍
(胃腸炎や薬の影響で胃に穴が開いてしまう病気)

特徴 黒っぽく粘りのあるうんちがでます。
症状 胃やお腹が痛くなります。黒っぽい血を吐くこともあります。

● 胆道閉鎖症
(胆道が詰まって胆汁がうまく流れない病気)

特徴 真っ白ではなく、クリーム色からレモン色のうんちがでます。
症状 黄疸が出たり、濃い茶褐色のおしっこが出たりします。生後1ヶ月を過ぎても黄疸が取れない場合は、診断が必要です。

● ロタウイルス性胃腸炎
(ウイルスが原因の胃腸炎)

特徴 うんちが酸っぱい匂いがし、白い下痢状のうんちがでます。
症状 急な下痢と嘔吐の他、高熱が出ます。

真冬に流行のピークを迎えますが、ワクチンを飲むタイプの予防接種で防げる病気です。適切な時期に必ず予防接種を受けましょう。
下痢の症状はノロウイルスよりも重く、1週間ほど続くことがあります。下痢の症状が軽くても、けいれんを起こすことがあるので注意が必要です。

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