赤ちゃんへの飲み薬のあげ方

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子どもへの薬の飲ませ方
鼻づまりのケア 発熱時のケア インフルエンザ 飲み薬の飲ませ方 座薬の使い方

はじめに

まずお薬のあげ方の説明に入る前に、お薬の種類について簡単にお話をさせて頂きます🐷

ご存じだと思いますが、お薬は大きく①内服薬(飲み薬)と②外用薬(塗り薬)の二種類に分けられます。内服薬は飲むことで、外用薬は直接皮膚に塗ること薬効を示します

内服薬 粉薬(粉末、顆粒、ドライシロップ)、シロップ剤
外用薬 坐薬、塗り薬、点眼薬、点鼻薬、点耳薬、浣腸

間違うことはないと思いますが、お手もとにあるお薬がどちらに分類されているのかを必ず確認してからお使いください😊

目次

  1. 乳幼児への飲み薬のあげ方
  2. ①粉末・顆粒タイプ
  3. ②シロップタイプ
  4. ③お助けアイテム
  5. 飲み薬Q&A

乳幼児への飲み薬のあげ方

乳幼児に飲み薬(内服薬)をあげるのはとっても大変ですよね?実際に多くのお母さんが苦労していると聞きます。

そこで、今回は代表的な飲み薬のあげ方2つご紹介したいと思います。参考になりましたら幸いです😄

① 粉末・顆粒(粉薬)の場合

薬が粉状のものを”粉薬(こなぐすり)”と言いますが、ドライシロップを除く紛薬には、下記にご紹介する「お団子作戦」を試してみてください。

子どもへの薬の飲ませ方

お団子作戦:How to make?

  1. 薬の一回量を小さなお皿に入れ、スポイトから、水を二、三滴垂らします。スポイトがなければ、ティースプーンなどで代用しても良いです。
  2. 水を入れすぎると、ベチャベチャになってしまいますので、注意が必要です😅

  3. 水滴を垂らしたらそれを素早く練り、耳たぶくらいの硬さのお団子を作ります。
  4. お団子が完成したら、お子さんのほっぺたの裏または上あごに貼りつけます。
  5. お薬団子が舌に当たると苦味を感じてしまうので、舌に当たらない位置に貼りつけるのがポイントです😬

  6. 最後に、水や果汁などを飲ませます🥃(うん、美味しい!)

② ドライシロップ、シロップ剤の場合

ドライシロップやシロップ剤は、お薬自体に甘みがあります。子供が飲みやすいよう加工されていますので、意外とそのままあげても嫌がらず、飲んでくれるかもしれません。

素直に飲んでくれないような場合には、次のような方法で試してみてください。下の方には、お薬を上手にあげるための「お助けアイテム」もご紹介しています。

ドライシロップ(粉薬)

ドライシロップ

ドライシロップは、シロップでコーティングされていて、水に溶けやすく加工されているため、①でご紹介したお団子を作るのは難しいです。ですが、少量の水で溶かせば、シロップ剤と同じような扱い方ができます。

ちなみに、お湯で溶かすと苦味が出てしまうこともあるため要注意です🧐

シロップ剤(液薬)

シロップ

シロップ剤は、ボトルで処方されることが多いです。

成分が沈殿してしまっていることがあるので、使用する前にボトルを上下に、または大きく円を描くようにゆっくりと振りましょう。こうすることで、成分を均一にすることができます😀

③ お助けアイテム

お助けアイテムには、スポイト・哺乳瓶の乳首・スプーン・コップなどがあります。日本酒を飲む方であれば、おちょこもおすすめです。

月齢の低いお子さんの場合

月齢の低いお子さんにはスポイトや哺乳瓶の乳首を活用してみてください。

スポイト・乳首での飲ませ方

スポイトであげる場合は、舌の側面ほっぺたの粘膜に沿って、少量ずつ口の中に流し入れます。

哺乳瓶の乳首を使ってあげる場合は、ミルクを飲ませる感覚で飲ませてあげると良いです。初めに空の乳首を吸わせて慣れさせるのも有効です。

月齢が上がってきたお子さんの場合

離乳食を開始し、スプーンやコップに慣れているお子さんには、スプーンやコップを活用してみてください。

スプーン・おちょこでの飲ませ方

スプーンであげる場合は、舌の奥に少しずつ入れてあげるのがコツです🥄

誤嚥を防ぐため、抱っこしたり上体を起こしてあげると良いでしょう😀

お子さんの好きな薬の味を確認する為にも、ぺろっと薬を舐めて、味を確認してみましょう。

次回のお薬の処方の際に、お医者さんや薬剤師さんに「この薬は好きそうだった!」と伝えてあげると、そのお子さんにあったものを処方してくれるかもしれません☺

④ その他の方法(おまけ)

薬局などで売られている服薬ゼリー、アイスやプリン、ヨーグルトなど、お子さんの好きな甘いものに混ぜて飲ませるのも、一つの方法です🍨

また、哺乳と哺乳の間や哺乳直前の空腹時にあげてみるなど、タイミングを工夫してみることも大切です⏰

飲み薬Q&A

Q粉ミルクにお薬を混ぜてあげても良い?

A一般的に、薬を粉ミルクに混ぜるとミルクの味が変わり、ミルク嫌いになるため良くない、と言われたりしますが、人によります。

粉ミルクが大好きな私の息子の場合は、薬を混ぜても粉ミルクを嫌がる気配はありませんでした。(ミルクLOVE息子です🍼)


Q飲んだ薬を吐いてしまったら?

A小児科で処方される一般的なお薬で、服用後30分以内に吐いてしまったような場合は、もう一度服用して良いでしょう。

ただし、解熱剤などの場合は、あえてもう一度飲む必要はありません。


Q飲み忘れてしまった時は?

A飲み忘れに気づいた時点で飲んでください😀

1日3回処方、とされていてもきっちり8時間間隔で飲むのは至難の技です。服用時間にあまり神経質になる必要はなく、どちらかというと「飲む時間」よりも、「飲む回数」の方を優先に考えてください。

ただし、体内濃度をきっちりとコントロールしないといけないようなお薬(○時間おきに服用、などきっちり決まっているようなお薬)はこの限りではありません。


Q治ったら薬を飲むのをやめても良い?

A病気や症状にもよります。抗生物質以外の風邪薬や下痢止めなどは、症状が治ったのであれば、飲み続ける必要はありません。

注意したいのは抗生物質です。これは、症状が治ったとしても、菌がまだ体内に残っているケースが多いため処方日数分をきっちり飲み切ることが大切です。(中途半端な飲用は耐性菌の発生などの問題があります。)

症状がなく、明らかに治ってきたと思っても、お母さんの自己判断では中断せず、主治医や薬剤師に尋ねてみてください😀

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